インディアナポリス・コルツのクオーターバック（QB）アンドリュー・ラックが練習を再開してから数週間が経過したものの、試合復帰についてはまだ不透明な部分が多いようだ。

コルツのジェネラルマネジャー（GM）クリス・バラードは現地18日（水）、チームのスターQBラックが修復手術を受けた肩の“炎症”によって一時的に練習をストップしていることを明かした。

選択肢にラックの故障者リスト入りはないと強調したバラードGMだが、今シーズン中にラックがプレー可能かどうかを問われると、「今はあまり推測したくない。今のところ、ラックについては何のスケジュールも立てていない」と答えている。

ラックには肩の炎症を緩和させるコルチゾン注射を施し、一時的に安静にさせるプランもあるというコルツ。

バラードGMは記者に対し、練習再開まで「さほど時間はかからないだろう」と語りながらも、「その正確な日付までは分からない」とも述べている。

「全てが同じ選手などいない。リハビリだって一人一人違うし、手術だって異なるはずだ。だからこそ、われわれはアンドリューに関するタイムラインを考えてはいない。全ての選手がそれぞれに違う。アンドリューが自身の体について慎重であり、現状について正直なことは良いことだ。われわれはそれを望んでいる。アンドリュー・ラックのタフさや闘争心、そして、痛みを伴いながらもプレーする能力について疑問に思う者はこの部屋にいないはずだ」

結局のところ、ラックが今季中に先発復帰できるかどうかについて確実なことは言えないのだ。現在のコルツはバックアップQBのジャコビー・ブリセットにチームの命運を託す以外に選択肢はない。

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