シーズン第8週のマイアミ・ドルフィンズ戦で危険なヒットを頭部にくらったボルティモア・レイブンズのクオーターバック（QB）ジョー・フラッコだが、このベテランQBに“欠場”という言葉はないのかもしれない。

ヘッドコーチ（HC）のジョン・ハーボーは現地30日（月）、記者に対して「彼がタイタンズ戦に出る可能性は大いにある」と語り、今週末のテネシー・タイタンズ戦に向けてフラッコにはもう脳震とうらしい症状が“全く”出ていないことを伝えた。

ドルフィンズのラインバッカー（LB）キコ・アロンソが同試合の第2クオーター終盤でフラッコに脳震とうを発症させる強烈なヒットを与えた。その後はバックアップQBのライアン・マレットを登場させたレイブンズがこの試合を40対０で圧勝している。

タイタンズ戦が終わればバイウイークを迎えるバイキングスがゆえに、チームが今週からフラッコを無理に起用する必要はないのではと考える者は多いだろう。しかし、もし先発QBフラッコの状態が万全であるならば、現在4勝4敗と今一つ勝ちきれていないチームがエースを起用し是か非でも次の1勝が欲しいのも理解できる。

フラッコのステータスについては週末に近づけばより詳細が分かるはずだが、今のところは良い状態にいるとのことだった。

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