フィラデルフィア・イーグルスがマイアミ・ドルフィンズからランニングバック（RB）のジェイ・アジャイを獲得した。両チームが公表している。

ドルフィンズはこのトレードで2018年ドラフト４巡目指名権を獲得したとのこと。

今季まだ1敗のみと絶好調のフィラデルフィアへと旅立つアジャイは同チームを牽引するレギャレット・ブラントと共にバックフィールドでの活躍が期待される。アジャイ獲得前までのチームはランオフェンスにおいてリーグ5位の1試合平均129.2ヤードを記録し、1試合平均のランアテンプトは30.8回でリーグ4位となっていた。

ドルフィンズでのアジャイは好不調の波が激しかった。24歳のアジャイは2試合で120ヤード超えを記録しているものの、その他4試合では55ヤードにも満たない数字を残した。

ドルフィンズでの最後の試合となったボルティモア・レイブンズ戦、アジャイのパフォーマンスは1キャリー平均1.8ヤードを記録するなど精彩を欠き、試合後のヘッドコーチ（HC）アダム・ゲイズが名指しすることはなかったものの、明らかにアジャイと分かるようにRBの仕事ぶりを非難していた。

それでも、ブラントや新人コリー・クレモント、ウェンデル・スモールウッドらと交代でプレーするマイアミ時代よりも強いオフェンシブラインの中でアジャイの能力がより生かされるのは間違いないはずだ。

大ブレイク中の2年目クオーターバック（QB）カーソン・ウェンツを司令塔に、スケジュール的にも余裕のあるイーグルスは後半戦も試合後半での粘り強さを発揮したいところだ。アジャイの加入によってイーグルスの勝利はよりスムーズに決まるかもしれない。

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