ニューオリンズ・セインツの中でも最もエキサイティングな選手であるランニングバック（RB）アルビン・カマーラが近々ラインアップに復帰するようだ。

地元紙『The Times-Picayune（ザ・タイムズ・ピカユーン』によれば、アルビン・カマーラは現地11日（月）、記者に対して今週末開催のニューヨーク・ジェッツ戦に出場できる可能性が高いと明かしたとのことだ。

アトランタ・ファルコンズに敗戦したサーズデーナイトゲームのオープニングドライブで脳震とうを発症したカマーラ。この試合中に復帰することはなかったものの、サーズデーナイトの試合だったこともあり、通常よりも長い休息を手に入れることができたようだ。

セインツが故障者報告書を提出する水曜日になれば、カマーラに関するより詳しい情報が入ってくる。身長約178cm、体重約98kgのRBは公式にはまだクリアーとなっていないが、チームはその復帰を心から持ち望んでいる。

クオーターバック（QB）ドリュー・ブリーズとそのターゲットとなるワイドレシーバー（WR）のマイケル・トーマス、ブランドン・コールマン、トミーリー・ルイス、テッド・ジンJr.がファルコンズ戦でボールを保持する主体となったものの、ランゲームを支配できるカマーラ不在とあっては通常通りの試合展開とはいかなかった。

地上戦にはまだマーク・イングラムという武器を持つセインツだが、相棒となるカマーラとタッグを組んだRBコンビは多数の記録を更新する勢いを見せている。セインツがスーパーボウル進出をも狙える位置にいる主な理由は、これらの選手の存在によるところが大きい。もうじきセインツは2人のRBを同時に起用可能となるだろう。

【S】