ふくらはぎを負傷したスターワイドレシーバー（WR）アントニオ・ブラウンにできる限り長い休息期間を与えるため、ピッツバーグ・スティーラーズがプレーオフ1回戦のバイ獲得に必死だと考える者は多かったはずだ。

しかし、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは現地24日（日）、『GameDay Morning（ゲームデー・モーニング）』の中でスティーラーズがブラウンのケガの状況については比較的に楽観視しているようだと伝えた。

「スティーラーズは1回戦にバイを獲得しようがしまいが、ブラウンがプレーオフのフィールドに100％の状態で復帰すると予想している。ふくらはぎの部分断裂と報道されてはいたが、実際は軽いふくらはぎの肉離れだったようで、マイク・トムリン（ヘッドコーチ／HC）が表現したふくらはぎの“損傷”という言葉に間違いはなかった。このケガであれば軽症とも言えそうだ。チームが望めばブラウンは第17週にもプレー可能との情報も流れているが、チームがそんなことをするつもりはなく、ブラウンは欠場する予定だ。しかしながら、この情報からしてもブラウンのケガがいかに軽症であるかは理解できるはずで、どちらにしても、彼が次にフィールドに立つ時は万全な状態だとチームは見込んでいる」

スティーラーズの残り試合はヒューストン・テキサンズ戦とクリーブランド・ブラウンズ戦のみ。レギュラーシーズンの締めくくりを2連勝で飾れば、スティーラーズがファーストラウンドバイ（1回戦免除）となり、いよいよブラウンの復帰に関しては何の問題もなくなる。いずれにせよ、チームやファンにとってビッグスターのブラウンがプレーオフに出場可能であるというニュースに安どの表情を浮かべたのは間違いない。

【S】