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ジョン・グルーデンの復帰先はバッカニアーズHCが最有力か

2017年12月25日(月) 09:04

タンパベイ・バッカニアーズの元HC、ジョン・グルーデン【Margaret Bowles via AP】

毎年、フットボール業界ではクリスマスの時期になるとスーパーボウルを制覇した経験を持つジョン・グルーデンのコーチ復帰に関するうわさ話が飛び交うのが恒例である。

しかしながら、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地24日(日)、『GameDay Morning(ゲームデー・モーニング)』の中でグルーデンのコーチ業復帰に関して今年は例年と違うようだと伝えた。

「今年、私が説明を受けている内容は例年と異なる。現在のグルーデンは元アシスタントや友人にコーチ業に空きが無いかと確認しており、ヘッドコーチ(HC)のポジションを手にすることができる場合は本気でコーチ復帰を視野に入れているようだ。もちろんのこと、筆頭候補としてはタンパベイ・バッカニアーズのダーク・コッターのポジションが狙いとなる。バッカニアーズはしばしば大胆な方向転換をするチームだが、ESPNに対して大金をはたき、ヘッドコーチ就任に見合うような金額をグルーデンに対しても支払うことになるだろう。彼に近しい関係者からの情報によれば、今回のグルーデンは本気のようだ」

かつてバッカニアーズをスーパーボウルへと導いたグルーデンが古巣に復帰する可能性に関してはさまざまな憶測が取り沙汰されており、今後も注意してグルーデンの動向を追っていく必要がありそうだ。ただし、バッカニアーズがグルーデンをHCとして呼び込むためには当然ながら、コッターHCを解任するのが先だ。

また、グルーデンの弟にも新たな動きを見せる可能性が浮上している。

先シーズンのジェイ・グルーデンはワシントン・レッドスキンズから契約延長のオファーを受け取ってはいるが、オーナーのダン・スナイダーが新たなHCを希望した場合、弟のグルーデンの次なる行き先はシンシナティ・ベンガルズがベストな選択となるとのことだ。

ラポポートはベンガルズの元アシスタントであるグルーデンが望むのであれば、マービン・ルイスに代わるベンガルズの新HCとして“最有力”候補に浮上するだろうと報じている。レッドスキンズのHC職に就任する前、ジェイ・グルーデンは2011年から2013年までをベンガルズの攻撃コーディネーターとして勤め上げている。

ルイスが今季終了後にベンガルズのHC職を離れる可能性が高い中、グルーデンと元ベンガルズのコーディネーターであるヒュー・ジャクソンの名前がその候補として挙がっている。現在の両者はそれぞれ別々のチームでHCを務めているものの、彼らのステータスに変化が生じた場合にはベンガルズがいち早く交渉に乗り出すだろう。

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