現地23日（土）、ピッツバーグ・スティーラーズはタックル（T）マーカス・ギルバートにロースターの一角を空けるため、2度のオールプロ選出ラインバッカー（LB）でチーム最多サックの記録を持つジェームス・ハリソンをリリースした。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えるところによれば、ハリソンがウェイバーでクレームされることはなく、25日にはフリーエージェント（FA）になったとのこと。

ハリソンのFA期間は短期となるだろうが、殿堂入りもささやかれるハリソンのキャリアがここで終了となる可能性も完全に否定することはできない。

仮にハリソンがこのまま引退すれば、通算サック数82.5回、8インターセプト、570タックルの記録をピッツバーグに残してフットボール界を去ることになる。全アクティブ選手の中でもサック数ランキング8位につけるハリソンがスティーラーズで積み上げた80.5サックはチーム記録だ。最近で言えば、5サックを記録したハリソンが昨年もスティーラーズトップのサック数を記録している。

第43回スーパーボウルの前半終盤にハリソンが見せた試合の流れを大きく変える100ヤードのインターセプトリターンはスティーラーズファンだけでなく、リーグ全体を通した人々の目に今もなお焼き付いているはずだ。

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