プレーオフに強行出場するジャガーズLTロビンソン
2017年12月26日(火) 11:51多少の痛みを抱える可能性はあるものの、レフトタックル(LT)キャム・ロビンソンがプレーオフに参加することになり、ジャクソンビル・ジャガーズは安どのため息をついていることだろう。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは情報筋の話として、現地24日(日)に開催されたサンフランシスコ・49ers戦で腹部を負傷したジャガーズの新人LTロビンソンがプレーオフに強行出場する予定だと伝えた。負傷は厄介事ながら、ロビンソンが出場に向けて準備を進めているとラポポートは報じている。
LTのポジションにより良いタレントを求めたジャガーズはケルビン・ビーチャム、ルーク・ジョーケルに別れを告げ、2017年ドラフト全体34位でロビンソンを指名。チームはそんな彼をシーズン第1週から先発として起用してきた。ルーキーとして十分すぎるほどのパフォーマンスを見せてきたロビンソンが今季これまでに記録した被サック数はわずか2回で、ジャガーズ全体でも合計22回のサックを許しただけだ(リーグ5位)。
フットボールをよく知る者であればご存知の通り、LTというポジションはゲームの中でも特に重要な場所である。クオーターバック(QB)ブレイク・ボートルスがパフォーマンスを落とす中、それを安定して支えているのがLTロビンソンである。過去10年間を通して初となるプレーオフ進出を決めたジャガーズにとって、ロビンソンの存在ほど頼りになるものはないはずだ。
ただし、ジャガーズが抱える負傷者はロビンソンだけでなく、ワイドレシーバー(WR)ジェイレン・ストロングもまた、49ers戦でACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を損傷している。
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