元ミネソタ・バイキングスのテディ・ブリッジウォーターとニューヨーク・ジェッツが会合し、最終調整を行っている。もうじき正式にブリッジウォーターがジェッツの看板を背負うこととなる。

情報筋の話を元に『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートはブリッジウォーターの新契約が単年で約1,500万ドル（約16億円）にまで達しそうだと報じた。

多数の選択肢はあったものの、現地13日（火）にジェッツと接触したブリッジウォーターは自身をナンバーワンのオプションだとみなすジェッツと契約することに決定した。ジェッツは同日、1年1,000万ドル（約10億6,000万円）でジョシュ・マカウンとも再契約している。順調なオフシーズンやトレーニングキャンプの結果次第でブリッジウォーターがジェッツの看板QBとなる可能性は高いものの、万が一、ブリッジウォーターとの交渉が決裂した場合に備え、ジェッツはその保険としてマカウンの契約を成立させた。

約2年前に膝の大ケガを経験したブリッジウォーターの現在の能力がいまだ未知数である中、ジェッツ的には4月のドラフト1巡目でQB指名を考慮する一方で、両QBをロースターに加えた動きは賢明だったはずだ。ブリッジウォーターが2016年よりも以前のフォームに戻るのならばご利益を授かる可能性はあるが、ジェッツには即座に柔軟な対応を見せる準備もできている。

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