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ブラウンズの鉄人LTトーマスが引退、「これからもずっとクリーブランド・ブラウン」

2018年03月15日(木) 11:12

クリーブランド・ブラウンズのジョー・トーマス【Matt Patterson via AP】

クリーブランドの岩となり続けたプレーヤーがそのキャリアに終止符を打つ。レフトタックル(LT)ジョー・トーマスは現地14日(水)、11シーズンを過ごしたクリーブランド・ブラウンズを去り、引退することを発表した。

一貫したパフォーマンスで左サイドラインを守り続けたヒーローは昨年10月に三頭筋を断裂して戦線離脱するまで、1万0,363連続スナップの記録を打ち立てたほどの活躍だった。

2007年ドラフト3巡目指名を受けてブラウンズに加入した鉄人トーマスは引退を表明した声明の中で「ドラフトされた瞬間から街中が自分のことを受け入れてくれた。どうやってそれを表現すればいいのか分からないほどの歓迎だった」とコメントしている。

ブラウンズを去る決断は「ものすごく難しい決断だったけど、自分にとっても家族にとっても正しい判断だったと思っている」とも打ち明けたトーマスはこう付け加えた。

「クリーブランドをホームと言えることを誇りに思う。ファンの忠誠心や情熱は何にも負けない。彼らの前で11年間もプレーできたことが名誉だ。コーチ、チームメイト、スタッフ、ファン、キャリアを通してサポートしてくれたすべての人に感謝したい。スパイクは脱いでしまうけれど、これからもずっと1人のクリーブランド・ブラウンであり続ける」

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