ニュース

FA間近のWRラシッド・シャヒードがシーホークスとの再契約を熱望

2026年02月19日(木) 12:58

シアトル・シーホークスのラシッド・シャヒード【AP Photo/Lindsey Wasson】

シアトル・シーホークスが2025年のNFLトレード期限にワイドレシーバー(WR)ラシッド・シャヒードを獲得したことは、チームが第60回スーパーボウルを制覇する上で、過小評価されながらも極めて効果的な一手だった。

この決断は、3月に無制限フリーエージェント(UFA)となる予定のシャヒードにとっても、実を結ぶ結果となったようだ。

27歳のシャヒードは、オフェンスではディープスレットとして新たな脅威となり、スペシャルチームではスターとして活躍。サンフランシスコ・49ersを破ったディビジョナルラウンドでの得点を含む、合計3回のキックオフリターンタッチダウンをマークした。現在、彼は市場で大型契約を手にすることを目指している。

一方で、シャヒードはシーホークスとの再契約も前向きに検討しているようだ。現地18日(水)東部時間19時に放送された『The Insiders(ザ・インサイダーズ)』に出演した際、彼はシニア・ナショナル・コラムニストのジュディ・バティスタと『NFL Network(NFLネットワーク)』のブリジット・コンドンに対し、シーホークスへの復帰は間違いなく選択肢の一つだと語った。

「もちろんだ、もちろんだよ」とシャヒードは話している。

「3月に向けて、交渉は確実に熱を帯びていくだろう。でも、俺はここに戻ってきたいと思っている。ここでの経験は最高だったし、北西部の土地柄も気に入っている。何より、この組織はどこにも負けない素晴らしい場所だ」

「もう一度、このメンバーで戦いたい。俺たちはスーパーボウルを制したばかりだ。戻らない理由なんてないだろう?」

シーホークス側も、望めばシャヒードを引き留めるだけの資金力を備えているようだ。一方で、一部のトップクラスのFAレシーバーたちにフランチャイズタグが使用される可能性があることから、もしシャヒードが市場に出れば、多くのチームがその獲得に乗り出すと予想されている。

スーパーボウル制覇を成し遂げたばかりのシャヒードは、勝てるチャンスのあるチームに身を置くことが最優先事項だと語った。

「俺の目標は勝ち続けること、ただそれだけだ。スーパーボウル制覇の味を知った今、毎年そこに向かって努力し続けるつもりだ」とシャヒードは言う。

「俺は負けず嫌いだし、フットボールを愛している。チームメイトやチームのためなら何だってするつもりだ。そう、俺はこのゲームを愛しているし、勝つために必要なことなら何でもやるよ」

とはいえ、考慮すべき要因も存在する。シャヒードがシーホークスに加わったのは11月になってからであり、それまで在籍していたニューオーリンズ・セインツ時代よりもオフェンスでの役割は限定され、スナップ数やターゲット数も減少した。トレード前のシャヒードは、1試合平均4.9回のレシーブ、55.4レシーブヤードと、キャリア自己最高の数字を記録していた。

シーホークスでのレギュラーシーズン9試合(先発4試合)で、シャヒードはキャッチ15回で188ヤード、ラン7回で64ヤードを記録。ポストシーズンの3試合では、オフェンスでタッチ7回、100ヤードを積み上げている。

セインツではナンバー2レシーバーを務めていたシャヒードだが、ジャクソン・スミス・インジグバやクーパー・カップといった面々とターゲットを争う必要がない他チームであれば、より多くのチャンスを得られる可能性がある。シャヒードは水曜日、もっとボールに触れる機会が増えることを望んでいると認めつつも、どのような状況であれプレーを楽しむことに変わりはないと語った。

「もちろんだ。チームメイトのためにプレーを作るチャンスがあれば、どんな時でもフィールドに出てそれを楽しむつもりだ」とシャヒードは話している。

「ボールが自分に来ても来なくても、俺はフィールドで最高の時間を過ごしている。オフェンスでもスペシャルチームでも、チャンスを得られた場所でインパクトを残す。それだけだ。フィールドに立っている限り、俺は心から楽しんでプレーするよ」

シアトルでその楽しみが続くのか、それともシャヒードがフリーエージェントとして新天地に活躍の場を求めるのか。今はその答えを待つばかりだ。

【R】