ニュース

バッカニアーズWRエバンスは2026年も現役続行、FAとして移籍の可能性も

2026年02月18日(水) 12:01

タンパベイ・バッカニアーズのマイク・エバンス【Logan Bowles via AP】

ワイドレシーバー(WR)マイク・エバンスはまだ引退するつもりはないが、新たなチームへ移籍する可能性はある。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート、マイク・ガラフォロ、トム・ペリセロが現地17日(火)にエバンスの代理人であるデリック・ギルモアの話をもとに報じたところによると、エバンスは2026年も現役を続行し、フリーエージェント(FA)として移籍の可能性を探る見込みだという。

ギルモアはラポポート、ガラフォロ、ペリセロに対して声明で「彼は選択肢を広げているところだ。来季もどこかでプレーする予定だ。それはタンパかもしれない。だが、間違いなく13シーズン目をプレーする」と述べている。

ラポポート、ガラフォロ、ペリセロは2月8日の時点で、6度のプロボウル選出を誇るエバンスが復帰を検討していると報じていた。

エバンスは2014年ドラフト全体7位でバッカニアーズから指名されて以来、12シーズンを同チームで過ごしてきた。8月に33歳になるエバンスは、キャリア通算でレシーブ866回、1万3,052ヤード、タッチダウン108回を記録している。キャリア開始から11シーズン連続で1,000ヤード超えを達成していたが、ケガに悩まされた2025年シーズンにその記録は途切れた。2025年シーズンは8試合の出場でレシーブ30回、368ヤード、タッチダウン3回という数字にとどまっている。

エバンスが現役を続ける意向だというニュースは、チームメイトのクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドが1月下旬に“エバンスにはまだ余力がある”と語ったことを裏付けるものだ。とはいえバッカニアーズが、NFLキャリアで唯一所属してきたチームで引退するようエバンスに説得できるだけの資金を持っているかどうかは、まだ分からない。

エバンスは2025年リーグイヤー終了後に契約が満了となるが、契約に追加されたボイドイヤー(無効年)の影響で2026年に1,300万ドル(約19億9,651万円)のデッドキャップを計上する見込みだ。エバンスはこの契約で年平均2,050万ドル(約31億4,835万円)を稼いでいたが、2025年時点ではリーグのトップ20にも入らない金額だった。しかし、現在の見通しを踏まえると、3月に短期契約を結ぶことになっても、その金額はより低くなる可能性が高い。

バッカニアーズは2026年シーズンを迎えるにあたり、2,390万ドル(約36億7,051万円)のキャップスペースを見込んでおり、FAとなる主力選手の一部を新リーグイヤー開始前に残留させることができれば、エバンスをチームにとどめる余裕もある状態だ。その時点では優先順位の問題となり、フランチャイズのレジェンドをもう1年残留させる(そしてお気に入りのターゲットを残すことでメイフィールドを満足させる)方法を見つけるか、それとも資金をロースター全体の戦力強化にあてるかを決めることになる。

ロースター全体の戦力強化がより重要だと判明した場合、エバンスはすでに他チームでプレーする意思があることを明言している。これは目前に迫った交渉に向け、有利な立場を作るための姿勢でもある。エバンスは依然として価値の高い選手であり、特に確かなキャッチ力やボールを扱うスキル、身体コントロール力、そして経験を備えた大柄なレシーバーを求めているチームにとっては魅力的な存在だ。

その価値がバッカニアーズにとって妥当なものか、それともエバンスが2026年に新たなユニフォームに袖を通すことになるかは、これから明らかになる。

【RA】