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スーパーボウルを狙えるチームであれば現役復帰すると明かすQBデレック・カー

2026年02月14日(土) 11:04

ニューオーリンズ・セインツのデレック・カー【AP Photo/Gerald Herbert】

オフシーズンに突入し、獲得可能なクオーターバック(QB)の選択肢が限られている中、デレック・カーの名前がNFL中で注目を集めている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート、マイク・ガラフォロ、トム・ペリセロは現地8日(日)、適切な環境とコーチングスタッフが整えば、カーが2026年に現役復帰する可能性はあると報じた。

34歳のカー自身もポッドキャスト『Home Grown with David & Derek Carr(ホーム・グロウン・ウィズ・デビッド&デレック・カー)』でその考えを認めている。

「やるかって? やるよ。でも、どこのチームでもいいわけじゃない」と語ったカーはこう続けた。

「やるかと聞かれれば、間違いなくやる。2つの条件があると言っただろ。まずは自分が健康である必要がある。そして、スーパーボウル制覇のチャンスがほしい。当然、そういうチームを見つけるのは難しい。大変だし、簡単なことじゃない」

途中で口を挟んだデビッドはデレックが健康であることは“分かっている”とコメント。それに対してデレックははにかんだ笑顔を見せ、事実上それを認めた。

デレック・カーは昨春、肩の腱板に生じた関節唇損傷を理由にニューオーリンズ・セインツからの引退を発表。このケガは手術で修復可能だったが、昨シーズンにプレーできるかどうかは不明だった。そうした現実を踏まえ、セインツとカーは引退に合意した。

カーがプレーできるほど回復した様子を見せている中、最も重要なのはフィット感だろう。スーパーボウルを狙えるロースターを抱えながら先発QBを必要としているチームはそう簡単には見つからない。シーズン中にオファーを断ったと明かしたカーは「これまで何度か断らざるを得なかった」と話している。

ラポポート、ガラフォロ、ペリセロによれば、そのチームの1つはシンシナティ・ベンガルズで、QBジョー・バロウがターフトウのケガで離脱した際にカーに連絡を取ったという。

カーにとって適切な状況が整った場合でも、現在も契約権を保持しているセインツとの間で補償条件を取り決める必要がある。ラポポート、ガラフォロ、ペリセロは、セインツでの将来が見込まれない選手に対する補償が“不当な”水準にはなることはないと示唆。それでも、カーは自由に好きなチームと契約できるわけではない。例えば、アトランタ・ファルコンズがカーを獲得したい場合、セインツは理論上、地区ライバル相手に強硬な姿勢を取ることが可能だ。

デビッド・カーは自身がレイカーズのファンであることから、弟が“紫と金”のチームに関わる可能性があると何度か冗談まじりに語った。ミネソタ・バイキングスもまた紫と金のユニフォームを身にまとうチームであり、J.J.マッカーシーと先発の座をかけて競い合うベテランQBを必要としている状況だ。

【RA】