ピッツバーグ・スティーラーズはまだラインバッカー（LB）バド・デュプリーを手放さない。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートによるとスティーラーズは現地23日（月）、25歳のパスラッシャーに対して5年目オプションを行使した模様だ。これでデュプリーの2019年の年俸は923万2,000ドル（約10億円）となる。

デュプリーはスティーラーズのメンバーとして今後もパフォーマンス向上に努める。2015年ドラフトの全体22位で指名を受けたデュプリーは入団からの3年で6サック以上を記録することがなく、ファンの期待を裏切る形となっていた。

ジェネラルマネジャー（GM）ケビン・コルバートは先月、チームはデュプリーの今後を検討中だとし、「彼は潜在能力のひとかけらもまだ見せていない」と語っていた。

スティーラーズは多額を投資したデュプリーのブレイクを願っている。『Pro Football Focus（プロフットボール・フォーカス）』によると、先シーズンのデュプリーはキャリアハイとなる6サックを記録したものの、比較対象の資格を有する同じポジションの選手らの中では46人中44位にランクインしていた。

故障だけが保証される5年目オプションはチームによって撤回が可能であることも覚えておくべきだろう。デュプリーに対する望みをまだ捨てていないスティーラーズは、期限内にその実力が発揮されることを願っている。

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