クリーブランド・ブラウンズに来て間もないドナルド・スティーブンソンの足元がすでにぐらついている。

NFLはベテランオフェンシブタックル（OT）の彼が薬物乱用に関するリーグのポリシーとプログラムに反したとして、レギュラーシーズン最初の2試合への出場を停止した。

スティーブンソンの復帰は9月17日（月）から可能となる。全オフシーズンのプラクティスとプレシーズンの試合には参加することができる。

スティーブンソンは3月にブラウンズと250万ドル（約2億8,000万円）の1年契約にサインしており、そのうち100万ドル（約1億1,000万円）は保証されている。彼はオフシーズン中ずっとチームの元に顔を出しておらず、全員参加が決まりの今週のミニキャンプにも出ていないため、最大で8万4,435ドル（約900万円）の罰金を科されることになる。ヘッドコーチ（HC）のヒュー・ジャクソンは彼の欠席の理由を明らかにしていない。

29歳のスティーブンソンはカンザスシティ・チーフスで4年を過ごした後、過去2シーズンはデンバー・ブロンコスで過ごした。ブロンコスでの2年は非常に苦しいものだった。2016年は12試合に先発出場したものの、昨シーズンの開幕では先発落ち。終盤になって4試合に先発出場したが、成績は振るわなかった。

ブラウンズはスティーブンソンが長年の忠誠者ジョー・トーマスに代わり、オフェンシブライン（OL）でスイングタックルに名乗りを上げてくれることを期待していた。しかし、最終ロースター入りできたとしても、スティーブンソンがその役を埋めるためには第3週になるのを待たねばならない。

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