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カウボーイズDTアービングにまたも4試合の出場停止処分
2018年06月16日(土) 23:32
ダラス・カウボーイズは再びデイビッド・アービングなしでシーズン開幕を迎えることになった。
内情を知る者の情報によると、アービングは薬物乱用に関するNFLのポリシーに反したとして4試合の出場停止を言い渡されたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。
その後、チームから彼の出場停止が発表された。
アービングは全オフシーズンのプラクティスとプレシーズンの試合には参加が認められる。アクティブロースターへの復帰は10月1日(月)から可能だ。
アービングは昨シーズンの開幕でもNFLの運動能力向上薬(PED)ポリシーに反したとして4試合の出場停止を命じられていた。
24歳のディフェンシブラインマンにとってこのニュースは新たな痛手だ。4月に彼の『Twitter(ツイッター)』アカウントがガールフレンドによって乗っ取られ、DVを告発するという騒動が起きていたが、それがようやく落ち着いて全員参加のミニキャンプに復帰したばかりだった。訴えは女性側によって取り下げられている。ラポポートによるとフリスコ警察は先月にアービングのケースに関する調査を打ち切ったという。
印象的なパスラッシャーのアービングは、2017年にわずか8試合で7回のサックを成功させた。最後の4試合は脳振とうのために欠場している。
2018年シーズンの開幕をにらむカウボーイズのディフェンシブラインにとって、4試合の出場停止というのは頭の痛い問題だ。アービングは4月に制限付きフリーエージェントのテンダーで291万ドル(約3億2,000万円)の契約にサインしている。
【M】