2018年、ミネソタ・バイキングスがコーチとしてのデニス・グリーンの活躍に敬意を表した。

バイキングスは現地18日（月）、今年9月23日（日）にUSバンク・スタジアムで開催されるバッファロー・ビルズ戦のハーフタイム中にセレモニーを行い、グリーンをチーム殿堂であるリング・オブ・オナーに加えることを発表した。

オーナー兼社長のマーク・ウィルフはチームの公式サイトを通じてこのような声明を発表している。

「デニス・グリーンがミネソタ・バイキングスに与えたインパクトやNFL全体に与えたインパクトは今日に至るまで感じられる。NFLトップクラスのコーチとして広く知られるとともに、当時デニー（グリーンの愛称）と一緒に過ごした選手たちからはすばらしいメンター、そして、リーダーとしても親しまれている。われわれはデニーや彼の家族をバイキングスのリング・オブ・オナーとして永久に記憶できることを心から誇りに思い、9月の殿堂入りセレモニーを本当に楽しみにしている」

2016年7月に死去したグリーンは1992年10月にチーム5代目となるヘッドコーチ（HC）に就任し、2002年までチームを率いた。

バイキングスでの10シーズンで101勝70敗（勝率5割9分1厘）という成績を残し、チームを8度ポストシーズンに進出させたグリーンは地区優勝4回、NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）制覇を2回も達成した名将である。101勝目を記録したグリーンはバド・グラントに次いでチーム史上2番目に勝利を積み上げたHCとなった。

2018年にバイキングスのチーム殿堂入りを果たすのはグリーン1人のみ。グリーンはチーム24人目のリング・オブ・オナーとなる予定だ。

これまでにチームの殿堂入りを遂げているメンバーにはフラン・ターケントン、アラン・ページ、ジム・フィンクス、バド・グラント、ポール・クラウス、フレッド・ザンバーレッティ、ジム・マーシャル、ロン・ヤーリー、コーリー・ストリンガー、ミック・ティンゲルホフ、カール・エラー、クリス・カーター、ビル・ブラウン、ジェリー・バーンズ、ランドール・マクダニエル、チャック・フォアマン、ジョン・ランドル、スコット・スタッドウェル、クリス・ドールマン、マット・ブレアー、ジョーイ・ブラウナー、アマド・ラシャド、ランディ・モスらがいる。

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