フィラデルフィア・イーグルスが現地26日（木）にトレーニングキャンプを開始する際、チームメイトらと共にクオーターバック（QB）カーソン・ウェンツの姿もそこにはあるだろう。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは25日、スターQBはPUPリスト（故障者リスト）に登録されないようだと報じた。ウェンツはフィールド上での制限を受けるものの、練習には参加できる。膝の故障から復活を遂げようとする25歳の若者にとっては追い風となるだろう。

『RapSheet（ラップシート）』によると、今回の動きに先立ち、チームはウェンツがまだフルスピードを出さず、チームのドリルにも参加しないことを知った上でPUP登録の是非を熟考していたようだ。最終的にチームはウェンツをフィールド上に置くことを選択した。これはつまり、ウェンツがシーズン第1週に向かう中で53名ロースターに登録されるということを意味する。

昨シーズンの第14週にACL（前十字靱帯）やLCL（外側側副靱帯）を断裂して離脱して以降、ウェンツがフル装備をすることはなかった。

ウェンツはこれより、今シーズン初戦のアトランタ・ファルコンズ戦で先発QBを務める者として歩み始める。もしこのプランに変更がある場合、イーグルスはスーパーボウルMVPのバックアップQBニック・フォールズにバトンを渡すだろう。

【S】