ジョシュ・ゴードンが不在となったクリーブランド・ブラウンズがデズ・ブライアントを獲得するかもしれない。

ブラウンズのジェネラルマネジャー（GM）ジョン・ドーシーは現地25日（水）、チームがブライアント獲得についての可能性を検討していると明かした。元ダラス・カウボーイズのワイドレシーバー（WR）は現在チームが検討している中での１つの選択肢であるとも明かすドーシーGMは、地元紙『The Plain Dealer（プレイン・ディーラー）』に対して次のように語った。

「私にはデズの近くにいる機会があった。デズのことはよく知っていた。彼がテキサス州ラフキンにいた時にチャンスを得たんだ。私は実際に彼のワークアウトを見学し、そこで彼と対面した。彼がどのような人物で、何が彼を作りあげているのかも分かった。彼は非常に才能のある選手だ。デズ・ブライアントについてわれわれが検討しているかって？　あぁ、それは当然だ。そのような議論が行われる予定だ。われわれは今、次の2、3日で何が実を結ぶのか様子を見ているが、それに関しては話し合ってきた。話し合わなければならない事柄だろう」

ドーシーGMはさらに、「たくさんの選手について議論してきた。1スタッフとして話し合った選手のリストもある」とも発言。

ブライアントは今年の4月にカウボーイズからリリースされて以降、未契約のままだ。毎年再建中のフランチャイズでプレーするのか、あるいは、WRを必要とするすでに強いチームからのオファーを待つのか。ブラウンズにブライアントが望むような契約をオファーする意志があるかどうかかもまた疑問だ。

一方のWRゴードンは23日、個人的な理由からトレーニングキャンプを欠席することを発表しており、ドーシーGMはゴードンがいつ復帰可能かについての明確なタイムテーブルを示していない。

ドーシーGMは『NFL Network（NFLネットワーク）』のアンドリュー・シシリアーノを通じ、「“すぐ”にはたくさんの解釈がある。1カ月かもしれないし、３日の可能性だってありえる。10日間や20日間か、あるいは、30日間かもしれない」と語っている。

ゴードンは2018年シーズンのどこかのタイミングで “必ず”復帰すると主張したものの、ドーシーGMはゴードンが出場停止処分となる可能性をチームが想定しているかどうかについてはコメントを控え、「私はジョシュのプライベートを尊重する」と述べるにとどまっていた。

ゴードンを練習不参加者のリストに登録したブラウンズはブライアントを含めた獲得の可能性があるWRのためにロースターに空きを設けている。

その他WRに関するニュースとしては、ヘッドコーチ（HC）のヒュー・ジャクソンは25日にリカルド・ルイスが首の故障によって2018年シーズンを欠場する可能性があることを発表した。24歳のルイスは昨シーズン、16試合（先発は9試合）で27キャッチ、357ヤードをマークしていた。

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