QBシャック率いるセインツの「未来は明るいかもしれない」とDEキャメロン・ジョーダン
2026年02月24日(火) 11:29
37歳の誕生日を数カ月後に控え、フリーエージェント(FA)となるディフェンシブエンド(DE)キャメロン・ジョーダンは、先行きが不透明な時期を迎えようとしている。
一方で、クオーターバック(QB)タイラー・シャックが新人として驚異的なシーズンを送った今、ニューオーリンズ・セインツの未来については、より確かな手応えを感じているようだ。
シャックがチームのフランチャイズQBになり得るかと『TMZ Sports(TMZスポーツ)』に問われたジョーダンは、「そう願っている」と回答。
「彼がいれば未来は明るいかもしれない。去年見せたプロセスを、これからも積み上げていけることを願っている」と続けた。
ケレン・ムーアが初めてヘッドコーチ(HC)を務める体制下で、そのプロセスは遅々として進まなかった。シャックはセインツ史上3番目に高い順位で指名されたクオーターバックとしてリーグ入り。新人としては年齢を重ねていたにもかかわらず、プレシーズンのQB争いでスペンサー・ラトラーに敗北を喫した。9月に26歳となったことを考えれば、この展開はシャックの今後のキャリアにとって懸念すべきものだったと言える。
しかし、ラトラーのプレーには波があった。先発として1勝7敗に終わると、セインツは11月にシャックへ指揮権を託す決断を下す。
そこから状況は好転し、シャックは5勝4敗を記録。パスで2,384ヤード、タッチダウン10回を積み上げ、インターセプト6回、パス成功率67.6%という成績を残した。また、積極的に地上戦も展開し、ランで186ヤードとタッチダウン3回をマーク。シーズンの約半分を欠場したにもかかわらず、最終的には攻撃部門年間最優秀新人賞の投票で2位に入る快挙を成し遂げている。
セインツが司令塔として他の選択肢を検討する可能性もゼロではないが、シャックはナンバー1の座を維持するにふさわしいパフォーマンスを見せた。ラトラーがその役職を奪い返すことはないだろう。また、たとえデレック・カーがスーパーボウルを狙えるチームへの現役復帰を望んだとしても、彼がその座に就くこともないはずだ。セインツとの契約が残っている34歳のカーについては、そのような可能性も報じられている。
一方、ジョーダンの今後については、16年目のシーズンをどこで迎えるかは未定のままだ。
プロボウル選出8回を誇るジョーダンは、キャリアのすべてをセインツで過ごしてきたが、現在の契約は無効になる見込みだ。『NFL.com』が発表したFAトップ101リストでは83位にランク。サック10.5回を記録し、2021年以来となる2桁の大台に乗せたシーズンを終えたばかりだ。通算サック132回は現役選手の中で2位の記録であり、1シーズンに2試合以上欠場したことも一度もない。
耐久性と生産性は依然として健在だが、キャリアの現段階を考えれば、本人は巨額の契約金が得られるとは期待していないようだ。
ジョーダンは「もしサック10回を挙げたシーズンを送って、自分が26歳だったなら、最高額を要求していただろう。ただ、これまで最高額を求めたことは一度もない。俺が求めてきたのは、正当に評価されることだけだ」と語っている。
セインツがこのフランチャイズのレジェンドを引き留めたいのであれば、ジョーダンを格安で呼び戻すことと、本人が納得する市場価値に見合う条件を提示することの間で、妥協点を見出す必要がある。現在、セインツはサラリーキャップを超過すると予想されている10チームのうちの一つだ。
過去に何度かそうしてきたように、両者が最終的に契約延長に合意して残留が決まれば、ジョーダンはチームの展望を楽観視できると考えている。それはシャックの台頭だけでなく、ジョーダンほどの卓越した選手が常に抱いているマインドセットゆえでもある。
セインツがプレーオフを勝ち進む軌道に乗れるかと問われ、ジョーダンは「そう願っている」と答えた。
「それが目標なんじゃないのか? オフシーズンの間ずっと、“3勝できればいいな”なんて考えているヤツはいない。そういうのはニューヨーク・ジェッツに任せておくよ」
言うまでもなく、ギャング・グリーンがジョーダンをニューオーリンズから引き離す争いに加わることはなさそうだ。
【R】



































