クオーターバック（QB）カーソン・ウェンツがPUPリスト（故障者リスト）登録を回避した一方で、前回王者のフィラデルフィア・イーグルスは他のビッグネームプレーヤーをサイドラインに置いたままトレーニングキャンプを開始する。

チームは現地26日（木）、ディフェンシブエンド（DE）ブランドン・グラハムとワイドレシーバー（WR）オルション・ジェフリー、フリーセーフティ（FS）クリス・マラゴスをPUPリスト（アクティブ）に登録したと発表。また、ディフェンシブライン（DL）マンのティム・ジャーニガンとWRブライス・トレッグスをNFIリスト（ノンフットボール故障者リスト／アクティブ）に登録している。

ジェフリーはオフシーズンに肩の回旋筋腱板（かいせんきんけんばん）修復手術を受けている。『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロによると、ジェフリーは今季第1週までの復帰を目指しており、リハビリ自体は順調に進んでいるようだ。

ガラフォロはまた、グラハムも足首の手術からの復帰を目指しており、こちらも順調な様子だと伝えた。イーグルスのパスラッシャーは現行契約の最終年を迎えている。

一方でジャーニガンは腰のヘルニア手術を受けており、マラゴスは昨年にシーズン絶望となる膝の故障を発症した。チームの公式サイトによると、トレッグスは公表されていない故障を抱えているとのことだ。

トレーニングキャンプ開始前にPUPリスト、あるいはNFIリスト上にいる全プレーヤーはチームからのGOサイン次第でその登録はいつでも解除することが可能だ。

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