レギュラーシーズン開幕まで残り1カ月もない今、ニューイングランド・ペイトリオッツのワイドレシーバー（WR）陣を待っていたのは驚きの展開だった。

情報筋の話を元に『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えたところによると、ペイトリオッツはベテランワイドレシーバー（WR）ケニー・ブリットをリリースしたという。

ジュリアン・エデルマンが開幕4戦の出場停止処分を受け、ジョーダン・マシューズがトレーニングキャンプ序盤にリリースされる中、ブリットはレギュラーシーズン開始後もチームに貢献するだろうと予想されていた。ただし、ブリットがキャンプ中にハムストリングの負傷に悩まされ、ここまでのプレシーズン2試合に欠場していたのも事実だ。

キャンプ中のチームはクリス・ホーガン、フィリップ・ドーセット、コーダレル・パターソンといった既存のメンバーに加えて外部からエリック・デッカーを獲得し、WR陣にさらなる厚みを加えていた。

今年9月に30歳になるブリットはクリーブランド・ブラウンズからリリースされた後の2017年12月にペイトリオッツと2年契約を締結。2009年にドラフト1巡目指名（全体30位）でテネシー・タイタンズに入団したラトガース大学出身のブリットはその後、ロサンゼルス・ラムズでもプレーしていた。

ブリットはキャリアを通じて116試合（先発は76試合）に出場し、合計キャッチ329回、5,187ヤード、タッチダウン32回をマークしている。

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