インディアナポリス・コルツの暫定的な先発ランニングバック（RB）はレギュラーシーズン第1週に間に合わないかもしれない。

地方紙『The Indianapolis Star（ジ・インディアナポリス・スター）』によると、コルツのヘッドコーチ（HC）フランク・ライクはマーロン・マックの開幕戦出場について、“無理はさせない”と明かしていたようだ。

マックはチームのプレシーズン初戦でハムストリングを負傷した。ライクによると、マックにとっては次週中の状態が非常に重要になるという。

フランク・ゴアがマイアミ・ドルフィンズに戻ったことで、コルツのバックフィールドをリードする役目はマックが担うとされていた。マックはルーキーシーズンからその自慢のスピードを生かして輝きを放っていたものの、穴の多いオフェンシブライン（OL）の背後では安定したヤードゲインができずにいた。

シーズン第1週のシンシナティ・ベンガルズ戦にマックが出場不可能であれば、コルツは複数の選手を起用する“コミッティアプローチ”を採用するだろう。マックが負傷したことで、クリスティン・マイケルがファーストチームでの経験を積んでいる。また、新人ナイヒーム・ハインズやジョーダン・ウィルキンスにもそのチャンスが巡って来るはずだ。プレシーズン中のウィルキンスはキャリー13回と限られたチャンスの中で47ヤード、キャッチ3回で24ヤードと、一際目立つ活躍をしている。

【S】