ラムズ、プレシーズン第3戦にRBガーリーは出場せず、QBゴフも欠場か?
2018年08月24日(金) 11:05ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイは8月の心理状態について、“ただのプレシーズン”だと表現していた。少なくとも、スター選手たちにとっては確かにそうだろう。
ロサンゼルス・ラムズのマクベイHCは現地23日(木)、ランニングバック(RB)トッド・ガーリーは今週末に開催されるプレシーズン第3週のヒューストン・テキサンズ戦に出場しない予定であり、クオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフについても欠場の可能性があることを明かした。
プレシーズンの3戦目に2人の攻撃的プレーヤーが欠場することに関しては32歳の若きHCの判断次第だが、周囲が発狂しそうになる理由が他にもある。この試合には先発オフェンシブライン(OL)マンのアンドリュー・ウィットワースやジョン・サリバンも欠場予定であり、ロブ・ヘブンスタインも同様に、足首の負傷によって欠場が濃厚なのだ。
ガーリーの欠場は確実とされる中、ゴフに関してはヘブンスタインがどうにかラインアップに入った場合にだけ、試合に登場する可能性もありそうだ。それでも、マクベイHCは今週のゲームでチームが司令塔の動きを初めて確認することについてはさほどの可能性を示しておらず、レギュラーシーズン第1週で錆(さび)ついて見えないよう、どこかのポイントでゴフを登場させる必要性についても感じていないようだ。
マクベイHCは「もし彼がプレーするとしても、その起用方法は普通のゲームでのそれとはまったく別物になる予定だ。・・・われわれはそのゲームプランニングもしていないし、通常のアプローチに沿って行ってはいない」とも明かしている。
9月までゲームに登場することはないとされるガーリーは、「プレシーズンゲームに出場しないことは皆が願う夢でもある」と語り、まったく気落ちする素振りを見せていない。
今回の動向により、ガーリーとゴフが一緒にフィールドに立つ姿はレギュラーシーズン1週目までは見られない可能性が高まった。少なくともプレシーズン中の数回のシリーズや、とりわけ、この時期で最も重要視されるプレシーズン第3戦に主力の先発選手が出場しないというパターンは珍しいと言える。
マクベイHCが1週間以内に再び通例の手法を採り、通常はロースターの当落線上にいる選手の最終選考のために行われるプレシーズン最終戦にゴフを出場させることも考えられはするものの、そうならないパターンもあらかじめ予想しておくべきだろう。
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