現地1日（土）にニューイングランド・ペイトリオッツからリリースされたランニングバック（RB）マイク・ギリスリーが新たなプレー先を見つけるまでに長い時間を要することはなかった。

2日の朝にニューオーリンズ・セインツを訪れたギリスリーはセインツとの単年契約に合意する模様だ。これは『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えたもの。

ペイトリオッツは4シーズン以上を経験したベテランとしてギリスリーを放出したため、ギリスリーはウェイバープロセスを経ることはなく、フリーエージェント（FA）選手として直接他チームと契約を結ぶことが可能だった。

53名ロースターを確立するためにジョナサン・ウイリアムを放出していたことから、スセインツがもう1枚のRBを獲得する可能性は十分に考えられていた。

ウィリアムがチームを去り、マーク・イングラムが開幕からの4試合に出場停止処分を受ける中、ギリスリーと契約する前のセインツRB陣にはアルビン・カマーラと新人ボストン・スコットだけがロースターに登録されていた。セインツにはまた、トレーニングキャンプ中にRBからフルバック（FB）へとポジションを変更したザック・ラインとトレイ・エドマンズが在籍している。

ジェレミー・ヒルとのポジション争いに敗れた結果、ペイトリオッツは小柄なギリスリーをリリースする決断に至った。これまでにペイトリオッツ、マイアミ・ドルフィンズ、さらにはバッファロー・ビルズでプレーした経験のあるギリスリーはキャリアを通じ、258キャリーで1,248ヤード、16タッチダウン、1アテンプト平均4.8ヤードをマークしている。

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