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ブロンコス、元ドラフト1巡目指名QBリンチをウェイバーに

2018年09月03日(月) 12:07


デンバー・ブロンコスのパクストン・リンチ【AP Photo/David Zalubowski】

デンバーにおけるクオーターバック(QB)パクストン・リンチの育成実験は打ち切りとなった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロによると、デンバー・ブロンコスがリンチに対してリリースを告げたようだ。チームは後にこの動きを正式発表している。

53名ロースター作成のための第1次ロースターカットを生き延びた翌日に起きた今回のリンチのリリースは、ブロンコスがワシントン・レッドスキンズからウェイバーにかけられていたケビン・ホーガンを獲得したことに付随した動きだった。

ジェネラルマネジャー(GM)兼フットボール運営部門社長を務めるジョン・エルウェイは声明を発表し、「今朝、バンス(ジョセフ)と私はパクストンと会い、今回の動きがお互いにとってベストであることを伝えた。わがチームのメンバーとしてパクストンが見せてくれたハードワークに感謝している。われわれは彼の今後の活躍を願っている」と述べた。

先発QBケイス・キーナムのバックアップとしてチャド・ケリーが2番手に昇格したことで、デンバーでのリンチの時間は終わりに近づいていた。

ブロンコスから2016年ドラフト1巡目で指名を受けたリンチだったが、その後は先発の座をつかむことなく、プレシーズンのここ2試合でも周囲を納得させる活躍はできなかった。

リンチはキャリアを通じて5試合に出場(先発は4試合)し、1勝3敗、投じたパスは128回中79回の成功、792ヤード、タッチダウン4回にインターセプト4回を記録してきた。その一方、18度のサックを受け、4回のファンブルで2回のルーズも記録している。

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