49ersのRBマッキノンが練習中に膝の靭帯を損傷
2018年09月03日(月) 12:55現地1日(土)、サンフランシスコ・49ersを悪夢が襲った。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えるところによると、ランニングバック(RB)ジェリック・マッキノンが1日の練習中にACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂したようだ。
先シーズンにミネソタ・バイキングスでデュアルスレットのパスキャッチャーとして存在感を発揮したマッキノンは、今年3月に49ersへと移籍。新チーム1年目から大きな活躍を見せることが期待されていたマッキノンは49ersと4年3,000万ドル(約33億円)で契約を交わしていた。
ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンはマッキノンにアクシデントが起こった時の様子を次のように語っている。
「ジェリックは空中でカットした。それが練習での最後のプレーだった。彼は宙に浮いた際にカットし、その周囲には誰もいなかった。ジェリックはその場に倒れ、かなり深刻な様子だった」
トレーニングキャンプ開始直後から49ersのRB陣には故障者が相次いでいた。今回の負傷は残念だが、26歳のマッキノンは以前からふくらはぎに痛みを抱えてもいた。
シャナハンHCは「今日はジェリックが皆と一緒に練習可能となった初日だった。ジェリックはクオーターバック(QB)を付けず、試合同様に他のメンバーと一緒にルートを走り、そのような動きをしてきた。ジェリックはルートのランニングなどといった練習を行ってきたが、今日は本番に向けたドリルや11対11のドリルに参加した最初の日だった」とも明かしている。
49ersのRB陣にはマット・ブリーダもいるが、現在ブリーダは肩を負傷中だ。ジェレミー・マクニコルズ、ジェフ・ウィルソン、ジョー・ウィリアムスらの放出に加え、故障者があふれる中、今季は序盤からベテランのアルフレッド・モリスに大きな役割が任されるだろう。
49ersは9月9日(日)にミネソタ・バイキングスとのシーズン1戦目に臨む予定だ。
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