新人クオーターバック（QB）のベストフレンドとなった者はしばしば力強いランゲームを展開する。バッファロー・ビルズの場合も、ランニングバック（RB）レショーン・マッコイが新人QBジョシュ・アレンに力を貸そうと意気込んでいる。

ビルズが27対6の大差で勝利を収めてリーグに衝撃を走らせたミネソタ・バイキングス戦では、マッコイは脇腹負傷のためにサイドライン上で待機していた。試合前のウォームアップには参加していたものの、結局マッコイが出場することはなかった。それでも、今週末に開催されるグリーンベイ・パッカーズ戦はそのかぎりでないようだ。

現地26日（水）、マッコイはチームの公式サイトで「俺はプレーするよ。プレーするつもりさ。急いで準備して、フィールドに出る予定だ」と明かした。

マッコイ欠場時のビルズがランゲームではそこそこの結果を残すにとどまっていたことからも、元オールプロRBの復活によってチームが勢いづくことは確かだろう。複数のRBを起用する戦術の中で筆頭となったクリス・アイボリーは38キャリーで128ヤード、1キャリー平均は3.4ヤードだった。チームトップの56ヤードをゲインするまでにアイボリーは約20キャリーを要している。ビルズがバイキング戦で決めたラッシングタッチダウンは２つともQBアレンによるもので、今週末の試合もアレンが先発QBを務める予定だ。

マッコイは「もう行かなくてはならない。待っているやつらがいるんだ。急いでフィールドに戻って、ランゲームをひっぱらなくてはならない」と語った。

ビルズのヘッドコーチ（HC）ショーン・マクダーモットはマッコイが26日の練習に制限付きで参加すると明かしている。

マクダーモットHCは「レショーンはかなり前進している。その日の様子を見て判断するといった状況だ」と述べており、マッコイの復帰プロセスは予定よりも数日以上は早いペースで進んでいる様子だ。

マッコイは『Twitter（ツイッター）』で「ジョシュ・アレンは自分のお気に入りの選手だ・・・行こう、ビルズ!!!」とも述べている。マッコイがモチベーションを保っている要因としてはQBアレンの存在が大きいに違いない。

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