カンザスシティ・チーフスは現地11日（日）に行われるアリゾナ・カーディナルス戦でオフェンスの武器を1つ失うことになりそうだ。

7日、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは現地の情報筋の話を元に、ワイドレシーバー（WR）サミー・ワトキンスが先週末のクリーブランド・ブラウンズ戦後に足の痛みを訴え、MRI検査を受けたようだと伝えた。この負傷は深刻なものではなさそうだが、シーズン第10週のステータスには影響してくるだろうとのことだ。

チーフスは7日の練習を欠席したワトキンスに慎重に対応し、プレーオフ進出に向けたシーズン終盤に万全な状態であるよう望んでいる。チーフスはシーズン第11週にメキシコで開催されるロサンゼルス・ラムズとの頂上対決を終えた後でバイウイークに入る予定だ。

9試合を通じてワトキンスはチーフス攻撃陣に数ある強力な武器の1つとして活躍し、39レシーブで515ヤード、タッチダウン3回を記録している。今季のワトキンスは2試合で100レシーブヤード超えを達成した。

過去3シーズンを通じて12試合に欠場し、複数のケガを経てきたその故障歴を考えれば、チーフスはカーディナルス戦でのワトキンスの起用を控えるはずだ。

ワトキンスの他、チーフスのニュースとしてはオフェンシブライン（OL）マンのキャメロン・アービング（病気）、セーフティ（S）エリック・ベリー（かかと）、ラインバッカー（LB）アンソニー・ヒッチンズ（わき腹）、センター（C）のミッチ・モース（脳震とう）が7日の練習を欠席している。

【S】