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米国中間選挙で2人の元NFL選手が議席を獲得

2018年11月08日(木) 11:51


NFLロゴ【Aaron M. Sprecher via AP】

2人の元NFL選手が下院の議席を獲得した。

元インディアナポリス・コルツのワイドレシーバー(WR)アンソニー・ゴンザレスがオハイオ州第16選挙区で議席を獲得した。共和党の候補者だったゴンザレスが票の56%以上を集め、民主党のスーザン・モーラン・パーマーに競り勝った。

オハイオ州立大学出身のゴンザレスは2007年ドラフトの1巡目(全体32位)でコルツから指名され、5シーズンを通じて1,307レシーブヤード、キャッチ99回を記録。最後の3シーズンは故障に悩まされ、合計 11試合の出場、キャッチ5回をマークするにとどまっていた。

一方のテキサス州では、第32選挙区で元テネシー・タイタンズのラインバッカー(LB)であり、現在は民主党員であるコリン・オールレッドが議席を獲得した。52%以上の票を集めたオールレッドが、11期連続で議員を務めた共和党の候補者であるピート・セッションズから議席を奪っている。

オールレッドは2006年にドラフト外からプロ入りし、2007年から2010年にかけてNFLでプレーした。オールレッドは合計32試合(先発は2009年に2試合)で46タックルを記録している。

地方選挙においては、元NFLの3選手がそれぞれの故郷で勝利を手にしている。

民主党員のナポレオン・ハリスは対立候補なしでイリノイ州の上院の議席を獲得した。オークランド・レイダース、ミネソタ・バイキングス、カンザスシティ・チーフスに所属した元LBハリスは8年のキャリアで481回のタックルを積み上げている。

共和党員のクリント・ディディアーがワシントン州フランクリン郡の郡政委員選挙で初当選を果たした。ワシントン・レッドスキンズとグリーンベイ・パッカーズでタイトエンド(TE)を務めたディディアーは1982年から1989年にかけての8シーズンを通じて141キャッチ、1,923ヤードをマークしている。

パッカーズやニューヨーク・ジャイアンツに在籍した元セーフティ(S)アーロン・ラウズはバージニア州のバージニアビーチ市議会の議席を獲得している。ラウズはNFLでの3シーズンを通じて41試合(先発は18試合)に出場し、タックル142回をマークした。

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