ニューヨーク・ジェッツの新人クオーターバック（QB）サム・ダーノルドがプロ1年目の苦しい時期を迎えている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは、現地7日（水）の練習を欠席したダーノルドが足に歩行用のブーツを装着していると報じた。ダーノルドが今週末に開催されるバッファロー・ビルズ戦を欠場する可能性が高くなっているようだ。

ラポポートはまた、チームはバイウイークとなる第11週後も週単位でダーノルドの経過を観察する予定だとも伝えている。

ジェッツのヘッドコーチ（HC）トッド・ボウルズはダーノルドが足に痛みを抱えており、チームはビルズ戦に関する決定を下す前にも週を通じてダーノルドの様子をチェックすると明言している。

2018年ドラフト全体3位のQBはシーズン第9週のマイアミ・ドルフィンズ戦に敗れた翌日に足を負傷したことを認めていた。

ダーノルドは5日、『New York Daily News（ニューヨーク・デイリー・ニュース）』を通じて「大丈夫だとは思う。ちょっとした腫れや打撲はあるが、問題はない」とコメントしている。

とは言うものの、水曜日になってもダーノルドの足には歩行用ブーツが装着されていたのだ。

今シーズンの開幕戦で最年少QBとして先発デビューを飾ったダーノルドはアップダウン
の激しいシーズンを送っている。効果的にラッシャーをかわし、ボールを正確無比に投じる天才児のような活躍を見せる時もあれば、簡単にディフェンダーにやられる場面も多く見せ、ここまでの9試合を通じて14回のインターセプトを記録している。

ダーノルドが欠場となれば、ベテランQBジョシュ・マッコウンが堅いディフェンス陣を擁するビルズ相手に先発出場するだろう。今週のジェッツが練習生からQBデイビス・ウェッブをアクティブロースターに登録したとすれば、それがダーノルドのステータスに関するヒントともなりそうだ。

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