カンザスシティ・チーフスは現地11月30日（金）夜、先発ランニングバック（RB）として活躍していたカリーム・ハントを放出した。

チーフスは声明の中で次のように説明している。

「今年初旬、ランニングバックのカリーム・ハントが関わった事件について報告を受けていた。その当時にナショナル・フットボール・リーグ（NFL）および法執行機関が事件の調査を開始している。カリームと内々に話し合う中で、経営陣の複数のメンバーが直接、彼と話したが、その話し合いで彼は真実を明かさなかった。本日公開された映像がそれを証明している。われわれは即座にカリームを放出する」

今年2月にクリーブランドのホテルで口論になった女性に腕力を振るい、足を蹴っているハントの姿をとらえた監視カメラ映像が公開され、NFLはハントをコミッショナー承認ロースター除外リストに登録した。それから1時間と経たずしてチーフスはハントと袂を分かつ決断を下している。

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