足を痛めていたニューヨーク・ジェッツのクオーターバック（QB）サム・ダーノルドが現地5日（水）の練習にフル参加した。ここ3試合連続で欠場していた新人QBがいよいよ再スタートの準備を始めたようだ。

ダーノルドは今週末に開催されるバッファロー・ビルズ戦の先発ラインアップに復帰する予定で、その名前はもうすぐ故障者報告書から消去されるとのことだ。これは『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが“Good Morning Football（グッドモーニング・フットボール）”の中で伝えたもの。

また、ラポポートによれば、ダーノルドはおそらくシーズン第13週にもプレー可能だったものの、チームが慎重なアプローチを採り、練習と準備に使うためのまるまる1週間分の猶予を与えていたようだ。

ジェッツはシーズン第13週のテネシー・タイタンズ戦で16対0の大量リードからの大逆転負けを喫しており、この敗戦を含めたチーム6連敗のさなかにある。

足を故障するまでのダーノルドは今季289回のパスを投じて159回に成功、1,934ヤード、タッチダウン11回を記録していた。

ジェッツにとってシーズン終了間際にダーノルドを先発ラインアップに再び戻すことが来季への希望の光となるかは今後の結果次第だろう。いずれにせよ、６連敗を喫する間に平均13点しか得点できていないジェッツが何かしらの活性剤を欲しているのは確かだ。

【S】