ニューイングランド・ペイトリオッツの守備陣が第53回スーパーボウルの後半開始直後に大打撃を被った。

3対0でリードして迎えた後半だったが、ペイトリオッツのベテランストロングセーフティ（SS）パトリック・チャンが腕の負傷によって離脱を余儀なくされている。トレーナーやチームメイトらによって取り囲まれながら、チャンは右腕に固定具をはめてフィールドを後にした。

チャンはすぐさまゲームから除外され、ペイトリオッツは28歳のセーフティ（S）ダーロン・ハーモンをその代役として起用している。

ペイトリオッツは前半を完全に支配していた守備陣の1人を失う形となった。前半でロサンゼルス・ラムズを57ヤードに抑え込んだペイトリオッツは、クォーターバック（QB）ジェレッド・ゴフに対するプレッシャーをかけながらポゼッション時間をわずか9分強に封じこんでいた。

ペイトリオッツセカンダリー陣の中でも核となる存在だったチャンが不在となった。その離脱は残り時間にどのような影響を与えるのだろうか。

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