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史上2番目の低スコアで折り返した第53回スーパーボウル
2019年02月04日(月) 10:51すべては卓越した両ディフェンス陣のせいかもしれない。
第53回スーパーボウルの前半が終了した時点で、ファンの鼓動が早まるプレーはまだほとんど見られていない。実際、3対0での折り返しはスーパーボウル史上2番目の低スコアとなっている。これまでには第9回スーパーボウルが2対0という史上最低スコアで前半を終えており、ピッツバーグ・スティーラーズとミネソタ・バイキングスが対戦したこの試合では16対6でスティーラーズが勝利を収めた。
第53回スーパーボウルの前半終了が近づく頃には、もはやハーフタイムショーの花火やステージの方に期待するファンも多くなっていた。
とは言え、この状況はニューイングランド・ペイトリオッツとロサンゼルス・ラムズの両守備陣営による最高のパフォーマンスが繰り広げられているということでもある。ペイトリオッツ側は数少ないラムズの弱みであるインテリアラインをうまく攻め、ラムズのディフェンス陣も自軍の浅い陣地内でのサードダウンシナリオで鉄壁の守備力を見せつけている。
ラムズのクォーターバック(QB)ジャレッド・ゴフはドロップからのスローイングで波に乗れておらず、ペイトリオッツもまた、ディープエンドを狙うもなかなか成功していない。前半終了時点の獲得ヤードは両チーム合計で252ヤードとなっている。
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