長期間活躍し、きらびやかなキャリアを積み上げてきたチームからリリースを受けたセーフティ（S）エリック・ベリーが最初のチーム訪問を行う予定だ。

元カンザスシティ・チーフスのベリーは新天地を探しており、ダラス・カウボーイズのディフェンシブバックフィールドには埋めるべき穴ができている。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地18日（月）に伝えたところによると、この両者は翌19日に会合するようだ。

Sアール・トーマスにとってはカウボーイズがパーフェクトフィットだと目されていたものの、報道によると契約額が高すぎたため、トーマスは最終的にボルティモア・レイブンズに加入することとなった。その影響もあり、今度はタイラン・マシューがチーフス入りを決め、カンザスシティからのベリーの退去が現実となったのだ。セーフティたちのドミノ倒し的効果によってベリーは今、カウボーイズのもとを訪問することとなっている。

チーフスにおけるベリーは際立った活躍を見せてファンからも愛される選手だったが、ここ2シーズンを通じて出場したのはたった3試合のみだった。2017年の春にベリーは当時Sにとってのスタンダードとなる6年7,800万ドル（約87億円）で契約を交わしていた。

プロボウルには5度、オールプロには3度選出のベリーは2010年のルーキーシーズンからトップレベルのスキルを披露し続け、ガンに打ち勝ったタフマンであることは言うまでもなく、全員にとってロッカールーム内でのリーダー的存在だったようだ。

今年12月に31歳の誕生日を迎えるベリーはいまだかかとの問題を抱えている。これが今後にどう影響するかはクエッショナブルだ。

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