ダラス・カウボーイズがスロットレシーバーの市場を調査している。

現地18日（月）、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは現地の情報筋の話を元に、ベテランワイドレシーバー（WR）のランドール・コブがダラスを訪れる予定だと報じた。

今オフシーズンにコール・ビーズリーがバッファロー・ビルズへと移籍したこともあり、カウボーイズにはスロットレシーバーの需要がある。先週中に多くの優良選手がみな指名されたことでフリーエージェント（FA）市場にはもうトップタレントと呼べるWRは存在していないものの、その中で言えばコブはまだ優秀な部類に入るだろう。

2011年のドラフト2巡目指名でグリーンベイ・パッカーズからプロ入りして以降、グリーンベイで8シーズンを過ごしてアーロン・ロジャースのお気に入りターゲットに化けたコブは、スロットのミスマッチとして2014年にはキャリアハイとなる1,287ヤード、タッチダウン12回をマークしていた。

現在28歳でまだ若さも残っているコブであれば新たなチームでナンバー2、あるいは、ナンバー3の信頼感あるベテランとして機能できるだろう。しかしながら、ここ数シーズンは故障に苦しむことが多く、コブは先シーズンも7試合の欠場を余儀なくされていた。

短期契約となることが予想される中、コブはダラスでアマリ・クーパーとマイケル・ガラップらと共に面白いWR陣を形成することが可能だろう。カウボーイズには明らかなニーズがあり、コブにとっては供給がほとんどないことからも、財政面での交渉がうまくいけばこの動きは両サイドにとって有益なものとなるはずだ。

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