ベテランランニングバック（RB）マーショーン・リンチはチームが望んだ場合に再びオークランド・レイダースに復帰する可能性がある。これはリンチの考えを知る彼に近しい人物による情報だ。その人物によれば、オークランド出身の33歳が現役復帰する可能性があるチームはレイダース一択とのことだ。

2018年のシーズンが終了し、レイダースとの再契約がなされず契約が期限切れとなって以降も、リンチがレイダースに戻る可能性はあると推測されていた。

バッファロー・ビルズでキャリアをスタートさせたリンチは移籍したシアトル・シーホークスでスーパーボウル出場を経験するなど輝かしいキャリアを積み上げた後、2015年に1度は引退を決意していた。キーパーソンとして地元チームに復帰するチャンスだと語ったリンチは、2017年シーズンからレイダースで現役復帰を果たしている。リンチはこのレイダースでの2年間で合計1,267ヤード、タッチダウン10回を記録したものの、先シーズンは6試合でプレーした後に股関節を負傷してシーズンエンドとなっていた。

レイダースは最近で言えば、ベテランRBダグ・マーティンやアラバマ大学のRBジョシュ・ジェイコブスを1巡目で指名するなど、リンチから離れる意向を示唆する動きを取っていた。さらに、レイダースはフリーエージェント（FA）でアイザイア・クロウェルを獲得している。しかしながら、『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロによると、クロウェルは今週序盤にアキレス腱断裂という大ケガを負い、早くもシーズン終了となる可能性が高いようだ。

【S】