服装に表れるしっかりとした職業倫理とセンター（C）として高く評価される知性、そしてドラフト1巡目で選ばれるだけの才能を有したギャレット・ブラッドベリーが、ミネソタの地で急速に支持を得つつある。

ミネソタ・バイキングスのCブラッドベリーが特に必要としているのが、クオーターバック（QB）カーク・カズンズからのサポートだろう。

『Pioneer Press（パイオニア・プレス）』によれば、カズンズは「彼は毎日Tシャツの裾をちゃんとたくし込んでいる。それが一つのメッセージを発していると思うよ。彼には働く準備ができている。それを尊敬している」と語り、こうつけ加えたという。

「彼はスマートだね。長くここにいてくれるのを期待している」

最初から長期のチーム在籍を願うカズンズのコメントが、何より多くを語っていると言えるかもしれない。

自主参加のワークアウトを通じて、カズンズはすでに来る秋のスターティングラインアップの要になることを希望するほどブラッドベリーの働きを気に入っているようだ。

少々早すぎながらも大きな支持を得る一方、ブラッドベリーには実際の競技と関係性の中で自分に何ができるかを示す必要があり、本人もそのことは理解している。

ブラッドベリーはカズンズについて「彼は本当にすごい」と評し、「ただこの信頼関係を築き続け、オフェンシブラインルームの中で継続性を引き続き築いていくだけでいい」と話した。

2018年にセンターとして13試合に先発したパット・エルフレインがガードに移動しているため、ブラッドベリーの前には道が開けている状況だ。

全体18位で指名を受けた身長約192cm、体重130kgを超える23歳のブラッドベリーは、ノースカロライナ州立大学で5年を過ごし、すでにルーキーらしからぬ成熟ぶりを示している。

カズンズは「勝つためには優秀なメンバーが必要。素晴らしいアスリートとしても人間性が優れていなければ、いずれその人にとって悪い結果になるだろう」と述べ、次のように続けた。

「僕らが望むところに行く上で産みの苦しみはあるかもしれないし、継続性がある限りそれでも問題ない。ギャレットが長い間いてくれるといいね」

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