ダニエル・ジョーンズが先発クオーターバック（QB）になって以来、ニューヨーク・ジャイアンツのオフェンス陣は勢ぞろいとはほど遠い状況だった。サーズデーナイトのニューイングランド・ペイトリオッツ戦を前に、ジャイアンツの手札はまだ決まっていない。

足首を捻挫していたランニングバック（RB）セイクワン・バークリーは現地8日（火）、自身の復帰についてはまだ決定が下されていないと語っていた。2試合を欠場してフィールド復帰を目指すバークリーは、プレーする予定であるかのように準備を整えてきた。

『SNY』によれば、バークリーは「それが俺の流儀さ。それがこの試合に対する、俺のアプローチだ」と語ったという。

バークリーと、膝を負傷しているタイトエンド（TE）エバン・エングラムの2人は、火曜日の練習で制限を科されていた。ジャイアンツのヘッドコーチ（HC）であるパット・シューマーは2人の起用については試合ぎりぎりの決断になるかどうかさえ明かしていない。

「どうなるかな」とシューマーはコメントした。

バークリーとエングラムがプレーする見込みはないという見方が真実か聞かれたときにも、シューマーHCは「私から聞いたわけではないだろう」とのみ答えている。

ジャイアンツはすでに、先週に1カ月で2度目の脳震とうになったWRスターリング・シェパードを失っている。シェパードはキャッチにおいてエングラムに次ぐ2番手で、ジョーンズのお気に入りのターゲットとして頭角を現しつつあった。

イーライ・マニングからジョーンズにスイッチしてからの3試合で、ジャイアンツは何とか2勝を挙げてきた。しかし、強敵ペイトリオッツとの試合は、たとえバークリーとエングラムの体調が万全でも厳しいものとなるだろう。

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