まだ先発クオーターバック（QB）を指名していないワシントン・レッドスキンズだが、候補者は明確なようだ。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロが情報筋の話を元に伝えたところによれば、シーズン第10週のバイウイークの後は新人QBのドウェイン・ハスキンズが先発を務めることが予想されるという。

その予想が真実ならば、ハスキンズは苦戦するニューヨーク・ジェッツを相手にホームでキャリア2度目の先発出場を果たすことになる。特に、ジェッツのパスディフェンスが試合平均263ヤードを許してNFLで24位ということを踏まえれば、ハスキンズにとって有利な状況だ。ただし、ジェッツは8試合で相手チームにタッチダウンパスを12回しか成功させておらず、得点を挙げるという点についてはそう簡単に行かないかもしれない。

ハスキンズはこれまで2試合に登場したものの、初めて先発の役割を担った前戦の方が大幅に良くなっていた。チームはバッファロー・ビルズに24対9で敗れたものの、ハスキンズは堅牢なビルズディフェンス陣を相手にパス22回中一5回成功、144ヤードをマークしている。

1勝8敗のレッドスキンズは、ポストシーズンが望める位置にいない。一方で、ロースターを評価するには理想的な状況だろう。そのプロセスはQBから始まる。レッドスキンズは1巡目で指名したQBについて、理解を深めることができるはずだ。

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