D.J.ハンフリーズはマーケットでもトップクラスのレフトタックル（LT）の一人として間もなくフリーエージェント（FA）市場に出ようとしていた。しかし、その筋書きはもう変わっている。

アリゾナ・カーディナルスとハンフリーズが3年4,500万ドル（約49億4,000万円）の契約に合意したと『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロが伝えている。新契約によってハンフリーズは最初の2年で3,000万ドル（約32億9,000万円）の支払いを受け、2,900万ドル（約31億8,000万円）が保証されているという。ハンフリーズは去るシーズンに初めて先発として16試合を戦った。

2019年に新人ヘッドコーチ（HC）クリフ・キングスベリーとルーキークオーターバック（QB）カイラー・マレーを擁したカーディナルスは、オフェンス面で大きな前進を遂げた。

不運なスタートを切ったハンフリーズのキャリアは、最近になって上方に軌道修正している。2015年にドラフト1巡目指名を受けたハンフリーズはデプスチャートの下方に沈み、登場機会が得られないままルーキーシーズンを終えた。そこからの3シーズンは、けがの影響で27試合しかしていない。

カーディナルスはそれらのシーズンよりも2019年の方がハンフリーの今後と合致していることに賭けている。

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