ジャガーズQBミンシューが空軍で見事なフライト
2020年02月18日(火) 14:17ジャクソンビル・ジャガーズのクオーターバック(QB)ガードナー・ミンシューはルーキーシーズンにポケットで恐れ知らずな姿勢と印象的な冷静さを見せてきた。
そしてそれはポケットの中だけにとどまらず、コックピットにまでおよんでいる。
ミンシューは先月に米空軍の“サンダーバーズ”と共に空を舞っており、F-16の乗り手であるケビン・ディファルコ中佐は飛行に伴って発生する潜在的な不快感にいかにミンシューが対処したかについて称賛を送った。
「ガードナーがわれわれのオファーを受けたことに、われわれはとても興奮していた」とディファルコ中佐は『Florida Times-Union(フロリダ・タイムズ・ユニオン)』に話している。
「彼はファンタスティックで、実にうまくやった。彼のモチベーションがとても高いのは見てとれた。われわれの作戦の多くは高いGフォースがかかる。彼は素晴らしい仕事をした。感銘を受けたよ」
「1点から10点で言えば、10点満点だ。彼はすべての作戦を気に入っていた。一部には少しナーバスになる者もいるが、彼はまったくそういうことがなかった」
こういったフライトを経験した一部のセレブリティー(殿堂入りランニングバックのテレル・デービスを含む)とは異なり、ミンシューが具合を悪くしたり、気絶したりすることはなかった。
「ローリングや高いGフォースがかかる動きを楽しめない人もいる。われわれが行うこういったメディアフライトは、本当に彼らのためのものなんだ。われわれがF-16で何を行っているかを示すためのものだが、もし彼らが不快ならば、一部の動きはやらないようにする」
「ガードナーはエキサイトしていた。彼はすべての動きをもっとやりたがっていた。この機体のGリミットは9.0だが、ときにそれを少し超えることもあるだろう」
飛行服を身に着け、ケニー・ロギンスの“Danger Zone(デンジャー・ゾーン)”をBGMに空を舞ったミンシューは、これから自身の2年目でニック・フォールズを上回って先発の座を手に入れるべく、オフシーズンワークアウトへと飛ぶ。ミンシューが人生のあらゆる局面で示してきた落ち着きが、その旅の役に立つことだろう。
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