ラインバッカー（LB）ナイジェル・ブラッドハムがフリーエージェント（FA）になる。

フィラデルフィア・イーグルスは2020年のブラッドハムのオプションを有効にせず、現地3月18日（水）に新たなリーグイヤーが始まる際にFAとすることを選んだと『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロが18日（火）に伝えた。

8年のキャリアを有するベテランのブラッドハムは過去4シーズンをイーグルスで過ごし、2017年シーズンにはスーパーボウルチャンピオンに輝いている。この4年で全64試合中58試合に登場したブラッドハムは、タックル348回、サック5.0回、パスディフェンス22回、インターセプト2回、フォースドンファンブル3回を記録した。

ブラッドハムの契約は興味深い内容となっていた。両者は2018年に5年4,000万ドル（約44億円）の延長にサインしており、2022年末まで有効ではあるものの、2020年から2022年に関してはイーグルスが1年毎のオプションを選択した場合のみ効力を持つ。30歳でキャップスペースにおいて1,000万ドル（約11億円）近くを占めることになるブラッドハムに対し、イーグルスはベテランLBの確保より節約の方が重要だと判断した。

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