タイトエンド（TE）ジミー・グラハムが再び移動するようだ。

33歳のグラハムはグリーンベイ・パッカーズに戻らない見込みだと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えている。

グラハムは契約の最終年に入っており、グラハムに対する支払は800万ドル（8億6,000万円）、キャップヒットは1,160万ドル（12億4,000万円）を数える。パッカーズがグラハムをリリースした場合、後者のうち800万ドルがセーブ可能だ。

グラハムは昨シーズンの16試合でキャッチ38回を記録したが、これはルーキーシーズンにニューオーリンズ・セインツで記録したキャリア最低の31回をわずかに上回るにとどまっている。タッチダウン3回と447ヤードという数字はまだ生産性があることを示す一方、全チームから望まれる5年前のグラハムのようなハイレベルな選手とはもう言えないだろう。

『Over The Cap（オーバー・ザ・キャップ）』によればキャップスペースが2,040万ドル（約21億9,000万円）しかないパッカーズは、フリーエージェント（FA）期間が近づく中でいくらかの余裕を作りたいと考えているのかもしれない。まだ生産性がありながらもキャップナンバーほどの価値があるとは言えない年のいったTEを手放すことで800万ドルをセーブするのは、昨年にNFCチャンピオンシップゲームに届いたチームにとって賢い選択だろう。

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