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チャージャーズとパンサーズがTオカングとGターナーのトレードに合意

2020年03月05日(木) 11:02

ロサンゼルス・チャージャーズのラッセル・オカング【Damian Strohmeyer via AP】

オフェンシブタックル(OT)ラッセル・オカングが間もなくカリフォルニアを後にする。

ロサンゼルス・チャージャーズはガード(G)トライ・ターナーの獲得と引き換えにオカングをカロライナ・パンサーズにトレードに出すことに暫定で合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。

パンサーズはオフェンシブラインの改変を必要としている。昨シーズンはけがを乗り切り、誰がそれぞれのポジションに最適なのかを探るべく、Tダリル・ウイリアムスがラインの両サイドでプレーする一方、Gとしても先発していた。

暫定キャップスペースで現在20位(『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』による)にいるパンサーズはチームの再編中であり、そう多くのキャップスペースを必要としてはいないものの、キャリアの良いときにあるターナーを西に送り出すのと引き換えに6歳年上で契約最終年にあるTを迎え入れる。オカングはチャージャーズで堅実なシーズンを送っていた。しかしながら、どちらかと言えば(ターナーの)2020年に1,280万ドル(約13億8,000万円)のキャップヒットがあり、2021年にはそれが1,539万ドル(約16億5,000万円)に膨れ上がる契約を取り除き、2021年にキャップスペースを作りだしつつ当座をしのげる選手を得ることを目的とするようだ。

一方のチャージャーズはチームの基盤となり得る堅牢なGを獲得する。Gフォレスト・ランプを選んでいたチャージャーズだが、その思惑はけがによってうまく機能しなかった。他のポジションについては2020年に戦えるだけの才能を備えているチームにとって、先発級のGを手に入れる価値は十分にある。

新しいリーグイヤーが始まるまで、これらの動きは正式なものではない。しかし、このトレードは両海岸のラインに大きな違いをもたらすだろう。

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