クオーターバック（QB）マーカス・マリオタが近いうちに西へと向かう。

ラスベガス・レイダースがマリオタとの契約条件に合意したと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えた。

これでテネシー・タイタンズにおけるマリオタのキャリアは幕を閉じることになる。タイタンズは現地15日（日）にQBライアン・タネヒルと4年1億１,800万ドル（約125億6,000万円）の契約に条件面で合意していた。

タイタンズによって2015年ドラフト全体2位で指名を受けたマリオタは、ナッシュビルをホームとしてきた。しかし、タネヒルがタッチダウンパスを決めるたびにマリオタのチーム離脱が濃厚になっていき、昨シーズン後半のマリオタはベンチで過ごしている。

マリオタをベンチに下げたタイタンズはAFCチャンピオンシップゲームに駒を進めており、結果としてタネヒルの新契約とマリオタ放出につながった。マリオタはネバダ州で新時代を迎えるレイダースでデレック・カーのバックアップを務めることになるだろう。ジェネラルマネジャー（GM）のマイク・メイヨックがNFLスカウティングコンバイの場で語った内容を踏まえれば、カーはしっかりと先発の座をつかんでいるようだ。

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