ロブ・グロンコウスキーがNFLに戻ってくる。現地22日（水）に行われたビデオ会見でそれを確認するには、グロンコウスキーのディスプレーネームを確かめる以上のことは必要なかった。

“ロベルト”という名前でバーチャル会見を行ったグロンコウスキーは、その前日に引退から復帰すること、ならびにタンパベイ・バッカニアーズで旧友トム・ブレイディに合流する意思があることを明かしていた。フィジカルなプロスポーツにおいてグロンコウスキーがどれほどスリムになってしまったか思いをめぐらせていた人々は本人から素晴らしい答えを得た。現役時より約7kg体重が落ちたと明かしたグロンコウスキーだが、シーズンが始まるまでにより適したプレーイングウエイトに戻す自信があると述べている。

秘策はプロテインと良質な脂肪だ。

「今朝目が覚めて、ボクサーショーツを履いた状態で体重を計ったら、信じられない、250ポンド（約113kg）だったんだ。調子はいいよ」とグロンコウスキーは述べた。

「体の調子はいい。去年も運動していたし。オフをとって何もしないというわけじゃなかった。つまり、ときどき1カ月とか2カ月、何もしない期間があったって感じ。自分の体が休息の時間を、癒えるための時間を必要としていた。関節にかかる負担を減らし、体の負担を減らすために少し体重を落としたんだけど、これは完全に正しい判断だった」

「10ポンド増やして260ポンド（約118kg）にするのはすごく簡単だと思う。そうする必要があって、自分でもそうしたいならね。プロテインシェイクを増やして、アーモンドバターとブルーベリーを少し追加すればいいんだ。体重を戻すにはしっかり食べて、すべての食事に加えて1日あたり2杯くらいシェイクを増やせばいい」

冬から春に変わるときに、体重を増やすシーズンも終わるものだが、グロンコウスキーにとってはそうではない。9シーズンでタッチダウン79回をマークしていた頃の体重に戻すには、5kg前後増やさなければならないのだ。グロンコウスキーはバッカニアーズオフェンス陣の一員として、ワイドレシーバー（WR）のマイク・エバンス、クリス・グッドウィン、タイトエンド（TE）O.J.ハワード、キャメロン・ブレイトといった武器が勢ぞろいする中でそれをやろうとしている。

一方で、ブレイディとのつながりを取り戻すのに多くの努力は必要ないだろう。かつて9年のキャリアのほぼすべてを共に過ごしてきた相手だ。2人は共にヘッドコーチ（HC）ブルース・エリアンスの下、新たなオフェンスを学んでいく必要がある。

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