カンザスシティ・チーフスは2021年シーズンもクオーターバック（QB）パトリック・マホームズがチームにいることを確実にした。唯一の疑問は、マホームズがいったいどれだけの金額を受け取るかだ。

スーパーボウルMVPであるマホームズの5年目オプションが有効にされたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じている。この動きは数日後に迫る期限を迎えた際に正式なものとなる。

チーフスのジェネラルマネジャー（GM）ブレット・ビーチは今週初め、マホームズの長期契約がこのオフシーズンの優先事項だと話していた。カンザスシティにとどまることはマホームズの望みでもある。ラポポートは以前、新契約はシーズンあたり4,000万ドル（約42億9,000万円）にのぼる可能性があると指摘していた。

マホームズは2017年ドラフト全体10位指名の義務を果たしたと言っても差し支えないだろう。ルーキーイヤーはほとんどフィールドに出ることがなかったものの、その後は2年連続で若手QBのベストシーズンを送っており、これはダン・マリーノ以来となる記録だ。

最初のフルシーズンにタッチダウン50回、5,097ヤードをマークしてリーグのMVPに輝いたマホームズ。2019年はひざの負傷によって数字がやや落ちたものの、チーフスを50年ぶりのスーパーボウル覇者に導いたことを考えれば、それは些末なことにすぎない。

ルーキー契約の費用対効果はきわめて良好だった。

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