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カウボーイズの重要なナンバー、88をつける新人WRラム

2020年05月01日(金) 11:30

シーディー・ラム【AP Photo/Michael Conroy】

シーディー・ラムは次の看板レシーバーになるべくダラスへと向かう。そして、それに伴って渡されたジャージーが与えるプレッシャーも受け入れている。

ラムはカウボーイズの有名な88番をつける予定だ。これまでにドリュー・ピアソンやプロフットボール殿堂のメンバーであるマイケル・アービン、そして最近ではデズ・ブライアントがこの栄光のナンバーをつけてきた。

最初は10番をつけると話していたラムだが、チームの最新のスターはこのナンバーを着用すべきだとかたくなに主張するカウボーイズのオーナー、ジェリー・ジョーンズから88番を受け取った。そこには個人的なつながりがある。ラムはショーンズオーナーの親友にしてアーカンソー大学時代のチームメイトだった故ジェリー・ラムと苗字が同じなのだ。ジェリー・ラムはアーカンソー大学レイザーバックスで88番を使っていた。

「彼と同名の選手を獲得し、マイケルや、デズ、そしてレシーバーとしてわれわれが擁してきた選手たちのように古き良き88番をつけると、昨年亡くなったばかりの私の最高の友人に敬意を表して私は話した」とジェリー・ジョーンズオーナーは『Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』に話している。

「そして、一つ言わせてもらえれば彼がジェリー・ラムのそれ(競争本能)とハートを手にすれば、彼は骨の髄までのワルになれるだろう」

ラムは大学で間違いなくワルだった。ハイライトに取り上げられるようなキャッチは見る者を大歓喜させており、その中には『FOX』のガス・ジョンソンも含まれている。ラムがオクラホマ大学スーナーズの一員として見事なキャッチを披露した瞬間の、ジョンソンのこれ以上なく明瞭で熱のこもった“スィイー、ディイー、ラム”の発音と比べられるものなどない。

ジョーンズはラムがそれらのハイライトをダラスに持ち込み、人々に――ジョーンズオーナーが身近で近しく思っている人々に――伝説のダブル8をつけた最新のプレーヤーを誇りに思わせてくれることを願っている。

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